ベーチェット病とは

ベーチェット病は1936年にフルス・ベーチェットというトルコの医師が報告したのが始まりで、ベーチェット病の名前もこの医師にちなんでつけられたとされていますね。ベーチェット病を広い概念で表現すると、目、口、外陰部、皮膚の他に関節、血管、抹消・中枢神経、消化管などをおかす全身に症状が出る病気です。私の知り合いにもベーチェット病と診断された人がおり、症状も一般的に言われている症状を発症しています。ベーチェット病は難病といわれており、がん同様人類が克服すべき病気の一つですね。
がんは早期発見、早期治療で完治するケースが多くなっていますが、ベーチェット病はがん以上に怖い部分もあるのです。私の知り合いはベーチェット病特有の主症状、副症状に苦しみながら、病院の薬とわらをもつかみたい思いで、漢方薬を併用して服用しています。漢方薬は人間が本来持っている自然治癒力を促進するという効果があるといわれていますが、知り合いも漢方薬のよさをよく語ってくれます。ベーチェット病はシルクロード沿いに発症する例が多く、アメリカや西ヨーロッパではまれといわれています。ベーチェット病は男性に発症する例が極めて高いとされています。

ベーチェット病の原因と症状

ベーチェット病の原因は不明とされていますね。ベーチェット病はシルクロード沿いに多く発症しやすいという事から何らかの環境的な要因が作用している可能性もあるとされています。シルクロード沿いではその昔より交流が活発であったことから、ベーチェット病に関するとくていの遺伝子が伝わって行ったことの可能性も考えられています。ベーチェット病の発症が一番多い国がトルコで10万人当たり100人以上で日本、韓国、中国などでは10万人当たり20人前後、西ヨーロッパでは50万人当たりに1人と地域間格差が大きいのもベーチェット病の特徴です。
ベーチェット病の症状には主症状と副症状があり、主症状には目症状、口腔粘膜症状、外陰部症状、皮膚症状の4症状が特徴です。副症状はベーチェット病の後期に発症する症状で、消火器病変、関節症状、血管病変、副睾丸炎、神経病変などがあります。ベーチェット病の副症状は自然治癒ことはなく、生命予後に影響を及ぼすといわれ、積極的な治療が必要なんですね。ベーチェット病は主症状と副症状の出方で完全型ベーチェット病と不全型ベーチェット病と呼ばれており、このほかにベーチェット病が原因であるとされている特殊型ベーチェット病もあるようです。

ベーチェット病の治療と漢方薬

ベーチェット病の治療は、皮膚症状など軽い症状にはコルヒチンなどを使いますが、副症状に見られる臓器病変や重度の眼病変には免疫抑制剤やステロイドを使い、積極的に治療をするようです。西洋医学ではベーチェット病に対する特異的な治療法はないとされており、医療先進国のアメリカでも治癒例が少ないようです。
私の知り合いはなかなか治癒しないベーチェット病に対して漢方薬治療法があるというのを聞いて、積極的に漢方薬を飲み続けています。漢方薬治療法は人間の本来持つ自然治癒力を促す効き目があるといわれていますがベーチェット病の漢方薬治療法は専門薬局によると※口内炎 ※眼症状 ※皮膚症状 ※熱証タイプ ※寒証タイプに分類して漢方薬を使い分けしているようです。漢方薬にも煎じ薬とエキス剤がありますが、知り合いは煎じ薬を1日2〜3回服用しているとかで、漢方薬の効き目かどうかは分かりませんが、漢方薬治療を始めてから軽くなったようだとは言っていました。
最近では、がんなどの病気に対しても東洋医学である漢方薬治療を積極的に取り入れる患者が増えているといわれます。まさに予防医学の範疇といわれる東洋医学(漢方薬治療)がもっと見直される必要があると思われます。

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